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電動ベッドは後悔する?メリット・デメリットや選び方、注意点を解説

電動ベッドを購入するか悩んでいませんか?リラックスした姿勢で読書やテレビ鑑賞をしたい、睡眠の質を向上させたいと考える方に人気の電動ベッドですが、価格や耐久性など気になる点も多いでしょう。

この記事では、電動ベッドの本当のメリット・デメリットを徹底検証します。「買って後悔した」という声の真相や、長く快適に使い続けるための選び方のポイントまで、購入を検討されている方に役立つ情報をわかりやすく解説します。

電動ベッドとは

電動ベッドとは、モーターを使って背もたれや脚部の角度を自由に調整できるベッドのことです。リモコン操作で姿勢を変えられるため、読書やテレビ鑑賞など様々な生活シーンに合わせた快適な姿勢をとることができます。

一方、介護ベッドは医療や介護を目的として設計されており、電動ベッドの機能に加え、高さ調整機能や柵の取り付けが可能なほか、介護保険の適用対象となる場合もあります。

電動ベッドが主に快適な生活のために一般家庭向けに作られているのに対し、介護ベッドは高齢者や身体に不自由がある方の生活をサポートするための専門的な機能を備えている点が違いです。

電動ベッドを買うと後悔すると言われる理由

電動ベッドの購入を後悔するケースは、いくつかの要因が考えられます。主な理由としては、以下の点が挙げられます。

価格に対して期待とのギャップが生まれる

電動ベッドを購入して後悔する主な理由は、高額な投資に対する期待とのギャップにあります。一般的な固定式ベッドと比べて数倍の価格がかかるにもかかわらず、実際の使用頻度が想定より低いケースが少なくありません。電動機能は新鮮さが薄れると共に使われなくなり、結果的に高価な固定ベッドとなってしまいます。

また、マットレスの選択肢が限られることで寝心地に妥協を強いられたり、故障時の修理コストが予想外に高額だったりするケースも。さらに、その重量と大きさから部屋の模様替えが困難になるなど、長期的な使用における制約が購入後に実感され、後悔につながることが多いのです。

機能を使いこなせず宝の持ち腐れになる

電動ベッドを購入後に後悔する理由として、機能の使いこなしの問題が挙げられます。多くの場合、背上げや脚上げ、高さ調整など様々な機能に惹かれて購入するものの、日常的には一部の機能しか使用せず、実際には必要のなかった機能のために余計な費用を支払ってしまうことがあります。

特に高齢者の中には複雑なリモコン操作に戸惑い、結局は電動機能をほとんど使わずに通常のベッドと同じように使用するケースも少なくありません。また、電動機能を使う機会が想定よりも少なく、高額な投資に見合った実用性が得られないというミスマッチが起こり、「もっと安価な普通のベッドで十分だった」という後悔につながることがあります。

電動ベッドのメリット

電動ベッドには、主に以下のようなメリットがあります。

読書やテレビ鑑賞が楽になる

電動ベッドのメリットの一つが、読書やテレビ鑑賞時の快適さです。リモコン操作一つで背もたれ部分を自分の好みの角度に簡単に調整できるため、長時間の読書やテレビ鑑賞でも理想的な姿勢を保つことができます。通常のベッドでは枕を重ねたり、クッションを背中に挟んだりと姿勢を維持するのに工夫が必要ですが、電動ベッドではそうした煩わしさから解放されます。

また角度を微調整できるので、首や肩への負担を軽減しながら、本やスマホの画面、テレビを最適な視線で見ることができます。リビングのソファまで移動することなく、ベッド上で快適にくつろぎの時間を過ごせるでしょう。

立ち上がり・起き上がりをサポートしてもらえる

電動ベッドのメリットの一つは、立ち上がりと起き上がりをスムーズにサポートしてくれる点です。背もたれ部分を電動で起こすことで、寝た状態から座位への移行が容易になり、自力での起き上がりが困難な方でも体への負担を軽減できます。

また、ベッド全体の高さを調整できる機能を使えば、立ち上がる際の足腰への負担も減らせるため、高齢者や体力が低下している方、関節に痛みを抱える方にとって日常生活の自立をサポートする重要な役割を果たします。

介護者の負担軽減になる

電動ベッドは介護者の身体的負担を大幅に軽減する重要な福祉用具です。高さ調整機能により、介護者は腰をかがめる姿勢を取らずに介助ができるため、腰痛などの身体的負担が減少します。

また、背上げや脚上げ機能によって、被介護者のポジション変更が電動で行えるため、介護者が力を使って体位変換する必要がなくなります。さらに、被介護者自身が電動操作で姿勢を調整できれば、介護者を呼ぶ頻度も減少し、精神的な負担も軽減されます。

寝たきりの方への食事介助や着替え、おむつ交換などの日常的なケアも、適切な高さと角度に調整することで効率的かつ安全に行えるため、長期的な介護においては欠かせない支援ツールです。

いびきや睡眠時無呼吸症候群の改善に役立つ

電動ベッドは睡眠時の姿勢を適切に調整できることから、いびきや睡眠時無呼吸症候群の症状改善に効果的です。背もたれ部分を少し上げることで、気道がまっすぐに保たれ、呼吸がしやすくなります。

通常の平らな状態で寝ると、重力により舌や軟口蓋が喉の奥に落ち込み、気道が狭くなることでいびきや呼吸停止が起こりやすくなりますが、電動ベッドで上半身を10〜15度程度傾斜させると、これらの組織が気道を塞ぐリスクが軽減されます。

また、逆流性食道炎による夜間の症状も和らげられるため、より質の高い睡眠が確保でき、日中の疲労感や眠気といった睡眠時無呼吸症候群の二次的症状の改善にもつながります。

電動ベッドのデメリット

電動ベッドは、多機能性から様々なメリットがありますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。主なデメリットとしては、以下の点が挙げられます。

サイズ・デザインの選択肢が少ない

電動ベッドのデメリットとして、選択肢の幅が狭いことが挙げられます。一般的なベッドではシングルからキングサイズまで幅広く取り揃えられていますが、電動ベッドはその機構上、主にシングルやセミダブルなどの小型サイズが中心となり、夫婦で一緒に寝るためのダブルやクイーン、キングサイズの選択肢が極めて限られています。

また、デザイン面においても、モーターや機械部分を内蔵する必要があるため、すっきりとしたモダンデザインやミニマルなフレーム、ロータイプなど、インテリア性を重視したスタイリッシュなデザインが少なくなりがちです。

特にインテリアにこだわりがある方や、寝室の雰囲気を大切にしたい方にとっては、自分の理想とする部屋の雰囲気に合わせた電動ベッドを見つけることが難しい場合があります。

故障のリスクがある

電動ベッドの大きなデメリットとして挙げられるのが、故障のリスクです。電動ベッドはモーターやコントローラーなどの電子機器を内蔵しているため、経年劣化や使用頻度によってこれらの部品が故障する可能性があります。特に背上げや膝上げなどの可動部分に関わる機構は、長期間の使用で摩耗し機能不全に陥ることがあります。

また、リモコンの不調や配線の断線といった電気系統のトラブルも発生しやすく、修理には専門的な知識や部品が必要なため、費用がかさむ場合が多いです。さらに故障時には一時的にベッドとしての基本機能にも影響が出るため、利用者の日常生活に大きな支障をきたす恐れがあります。

設置スペースに配慮がいる

電動ベッドを設置する際には、通常のベッドと比較してより広いスペースの確保が必要です。これは、背上げや脚上げといった可動部分が動作する際に十分な余裕が必要となるためです。壁に密着させて設置すると、リクライニング時に壁との間で干渉が生じたり、ベッドの機能を十分に活用できなくなったりする恐れがあります。

また、電動ベッドは一般的なベッドよりも重量があり、設置後の移動が困難なため、家具の配置を後から変更したい場合に制約が生じます。さらに、配線の問題もあり、コンセントの位置や電源コードの取り回しにも気を配る必要があるため、寝室のレイアウトを事前に十分検討することが重要です。

電動ベッドの選び方と注意点

電動ベッドを選ぶ際には、様々な要素を考慮する必要があります。以下に、選び方のポイントと注意点をまとめました。

使用目的を明確にする

電動ベッドを選ぶ際には、まず何のために使用するのかを明確にしましょう。介護目的なのか、読書やテレビ視聴などの快適さを求めるのか、睡眠の質向上が目的なのかによって最適な機種が異なります。

介護目的であれば高さ調整機能が重要ですし、リラックス目的なら背上げ機能の細かな角度調整が重要になります。将来的な使用状況も考慮し、長期的な視点で選ぶことがポイントです。

部屋の広さを考慮してサイズを選ぶ

電動ベッドは通常のベッドよりも設置スペースに配慮が必要です。特に背上げや脚上げ機能を使用する際には、壁や周囲の家具との干渉を避けるために余裕スペースが必要です。

また、電動ベッドは重量があるため、一度設置すると移動が難しくなります。設置予定の部屋のサイズを測り、ドアの開閉やベッド周りの動線を確保できるサイズを選びましょう。配線の取り回しも考慮し、コンセントの位置も確認することが大切です。

モーターの数を選ぶ

電動ベッドの機能性はモーターの数によって大きく変わります。1モーターは背上げと脚上げが連動して動く基本タイプ、2モーターは背上げと脚上げが個別に調整できるタイプ、3モーターはさらに高さ調整も可能なタイプです。

モーター数が多いほど細かな姿勢調整が可能になりますが、価格も高くなります。必要な機能と予算のバランスを考えて選びましょう。介護目的であれば、高さ調整ができる3モータータイプが介護者の負担軽減に役立ちます。

機能を選ぶ

電動ベッドには基本機能以外にも、メモリー機能(お気に入りの角度を記憶する)、マッサージ機能、USB充電ポートなど様々なオプション機能があります。これらの機能は便利である一方、使わない機能に余計なコストをかけることになる可能性もあります。

また、操作のしやすさも重要です。特に高齢者が使用する場合は、シンプルで分かりやすいリモコンのデザインを選ぶとよいでしょう。将来的に介護用オプションが取り付けられるかどうかも確認しておくと安心です。

マットレスを選ぶ

電動ベッドには専用のマットレスが必要です。通常のマットレスでは背上げや脚上げをした際に適切に曲がらず、寝心地が悪くなったり機能を十分に活かせなかったりする可能性があります。

マットレスは体圧分散性や通気性、耐久性などを考慮して選びましょう。特に長時間ベッドで過ごす方には、褥瘡(床ずれ)予防のための体圧分散性の高いマットレスがおすすめです。また、清潔に保つための防水・防ダニ機能も確認するとよいでしょう。

安全性を確認する

電動ベッドは電気を使用する製品のため、安全性の確認が重要です。挟み込み防止機能や停電時の手動操作機能があるかどうかをチェックしましょう。また、電源コードの取り回しが安全にできるか、安定性が高く転倒の危険がないか、耐荷重が十分かなども確認が必要です。

小さなお子さんがいる家庭では、誤操作防止のロック機能があると安心です。メーカーのアフターサービスや保証内容も購入前に確認しておくと、長期間安心して使用できます。

電動ベッドはnishikawaのリクライニングベッドがおすすめ

電動ベッドの導入を検討している方におすすめなのが、日本橋西川のオリジナルリクライニングベッドです。このベッドは、医療現場での使用にも耐えうる強度を持つ銅板プレスの凹凸床板を採用し、安心の日本製で静音性にも優れています。付属の整圧マットレスは独自の立体構造により、自然で快適な寝姿勢を保ち、身体の圧力を分散させます。

リモコン操作で簡単にリクライニング調整が可能で、サイズはベッドフレームが幅110×長さ206×高さ79cm、マットレスが幅97×長さ195×高さ9cmです。快適な睡眠環境を求める方は、ぜひ日本橋西川のリクライニングベッドをご検討ください。

[nishikawaオリジナル]リクライニングベッド(マットレス付)

※使用されているベッドの画像はイメージです。実際の販売商品とは異なります。

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