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羽毛布団の収納方法とは?しまう前の手入れの仕方と保管時の注意点を解説

寒い季節が終わると、大切な羽毛布団をしまう時期が近づいてきます。かさばる羽毛布団の収納に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。適切な収納方法を知らないために、カビや虫食いの原因を作ってしまったり、せっかくの高級羽毛布団が劣化してしまったりすることもあります。今回は、羽毛布団を長持ちさせる正しい収納方法と、収納時の注意点についてご紹介します。

羽毛布団の収納方法

羽毛布団は適切に収納することで、次のシーズンも気持ちよく使うことができます。ここでは、羽毛布団の収納方法について、以下のポイントに分けて詳しく解説します。

1.干す

羽毛布団を収納する前の干し方は、天気の良い日を選んで行うことが重要です。干す時間帯は紫外線の強い10時から15時の間が最適で、片面1時間程度を目安にします。ただし、側生地の劣化を防ぐため、古いシーツやカバーをかけたまま干すようにしましょう。

干し終わった布団を取り込む際は、叩くことは厳禁です。代わりに、布団の表面をなでるように優しく払うか、粘着ローラーやふとん専用のブラシ付き掃除機を使ってほこりを丁寧に取り除きます。これらの手順を守ることで、羽毛布団を傷めることなく、清潔な状態で収納することができます。

2.たたむ

羽毛布団のたたみ方は、押し入れにしまう場合と棚の上段にしまう場合で異なります。

押し入れにしまう場合

押し入れにしまう場合は、まず布団の縁を持って全体を振り、羽毛の片寄りを整えます。その後、縦に三つ折りにしてから、さらに三等分に丸めて細長い形に整えます。この状態で不織布の収納袋に入れ、押し入れに立てて収納します。倒れてこないように突っ張り棒で仕切りを作ると安定します。

棚の上段などにしまう場合

棚の上段にしまう場合は、同じように羽毛の片寄りを整えた後、棚の高さに合わせて長方形か円筒形になるようにたたみます。特におすすめなのは、縦長に畳んでからロールケーキのように巻く方法です。形が崩れないように紐を十文字にかけて固定します。この紐を引っ張ることで、高い場所からでも簡単に取り出すことができます。

3.収納バッグに入れる

羽毛布団を収納バッグに入れる際は、購入時に付属していた専用の羽毛バッグを使用するのが最適です。不織布素材のこのバッグは通気性に優れており、羽毛布団の品質を保つのに役立ちます。バッグに入れた後は、さらなる通気性を確保するためにファスナーを少し開けたままにしておきましょう。

なお、スペースを節約したい場合でも、圧縮袋の使用は避けてください。圧縮により羽毛が潰れ、復元が難しくなってしまう可能性があります。専用バッグをお持ちでない場合は、古シーツを使って風呂敷のように包み、しっかりと結んで保管する方法も有効です。

4.しまう

羽毛布団を収納場所にしまう際は、通気性の確保が最も重要なポイントとなります。床との接触を避けるため、すのこやふとんラックを使用し、その上に布団を置きましょう。収納スペースにはカビを防ぐ除湿剤と、虫食い対策として防虫剤を一緒に入れておくことをおすすめします。複数の布団を重ねる場合は、重い敷布団を下にして、軽い羽毛布団を一番上に置くように順番を工夫します。これにより、羽毛がつぶれることを防ぎ、ふんわりとした状態を保つことができます。

なお、収納場所によって最適な方法は異なるため、押し入れなら立てて収納し、クローゼットの上段なら高さに合わせて収納するなど、場所に応じた工夫が必要です。

羽毛布団をしまう前の手入れの仕方

羽毛布団は、しまう前に適切な手入れをすることで、ダニやカビの発生を防ぎ、羽毛のふっくらとした状態を保つことができます。ここでは、羽毛布団をしまう前の手入れ方法について、詳しく解説します。

羽毛布団の状態をチェックする

羽毛布団を収納する前に、まず布団の状態を丁寧にチェックすることをおすすめします。特に、羽毛布団を圧縮袋で保管していた場合や長年使用している場合は、布団の中の羽毛が汗や皮脂で固まり、ボリュームが低下している可能性があります。

また、側生地に破れがないかも確認が必要です。破れを見つけた場合は、決して針と糸で縫い合わせず、アイロンで接着できる補修布を使用しましょう。もし布団全体のへたりが気になる場合は、専門店でのリフォームも検討する価値があります。リフォームでは側生地を新しくし、羽毛を洗浄することで、まるで新品のような状態に復活させることができます。

日本橋西川のリサイクル&リフォームでは、長年使用した羽毛布団を解体し、中の羽毛を洗浄・乾燥して新しい側生地に再生します。これにより、愛着のある布団を新品同様のふっくら感で蘇らせ、長くご使用いただけます。22,000円のお手軽コースから、上質なゴア®羽毛ふとんコースなど、5つのコースからお選びいただけます。ぜひご利用を検討してみてください。

リサイクル&リフォーム

状態によっては専門業者へ依頼して洗濯する

羽毛布団をしまう前の洗濯は、専門業者への依頼がおすすめです。家庭用の洗濯機では布団が入りきらず、無理に詰め込むと脱水時の摩擦で側生地を傷める可能性があります。

また、1リットル以上の羽毛が入っている冬用の羽毛布団は、家庭での乾燥が難しく、不十分な乾燥はカビや悪臭の原因となってしまいます。布団丸洗い業者やクリーニング店では、専用の大型機械で洗濯し、完全な乾燥まで行ってくれます。

部分的な汚れであればつまみ洗いで対応できますが、シーズンオフの収納前には、プロの技術による丸洗いで清潔な状態にしてから保管するのが理想的です。

日光浴させてよく乾燥させる

羽毛布団を収納する前には、天日干しで十分な乾燥を行うことが大切です。干す際は天気の良い日の10時から15時の時間帯を選び、片面1時間程度を目安に干しましょう。ただし、羽毛布団の側生地は紫外線により劣化しやすい特徴があるため、カバーをかけたまま干すことをおすすめします。

側生地が傷むと、その隙間から大切な羽毛が抜け落ちてしまう可能性があるためです。また、布団は湿気を嫌うため、普段から風通しの良い場所で使用し、収納前にしっかりと乾燥させることで、カビや嫌な臭いの発生を防ぐことができます。

羽毛布団を保管する際の注意点

羽毛布団を保管する際には、いくつかの注意点を守ることで、羽毛の品質を維持し、次のシーズンも快適に使える状態を保つことができます。以下、羽毛布団を保管する際の重要な注意点を詳しく解説します。

圧縮袋の使用は避ける

羽毛布団を収納する際、スペースを節約したい気持ちから圧縮袋の使用を検討される方が多くいますが、これは避けるべき保管方法です。圧縮袋で強く押し縮められた羽毛は、本来持っているふんわりとした状態が失われ、元の形に戻りにくくなってしまいます。羽毛は圧縮された状態が続くと、羽毛同士が絡まって固まってしまい、布団本来の保温性や快適性が大きく損なわれる可能性があります。

代わりに、購入時に付属していた専用の羽毛バッグや古いシーツを使って包む方法を選びましょう。これにより、通気性を確保しながら羽毛本来の弾力性を保つことができ、次のシーズンも快適な状態で使用することができます。

布団を重ねる順番に気をつける

羽毛布団を収納する際は、布団を重ねる順番に特に注意を払う必要があります。せっかくふんわりとした状態の羽毛布団も、重いものの下敷きになってしまうと羽毛がつぶれ、保温性が低下してしまう可能性があるためです。

そのため、収納時は必ず重い敷布団を一番下に置き、その上に掛け布団を重ね、最後に軽い羽毛布団を一番上に置くようにしましょう。この順番を守ることで、羽毛布団に余計な重みがかからず、羽毛本来の弾力性が保たれ、次のシーズンも暖かく快適な状態で使用することができます。

また、布団を重ねる際は、それぞれの間に適度な空間を作り、通気性を確保することも大切です。

通気性の良い場所で保管する

羽毛布団を長持ちさせる上で、通気性の良い環境で保管することが重要なポイントとなります。保管時は床との直接的な接触を避けるため、すのこやふとんラックを使用して隙間を作り、空気の循環を確保しましょう。専用の羽毛バッグを使用する場合も、ファスナーを少し開けたままにすることで、布団の中の空気を適度に入れ替えることができます。

また、押し入れなどの収納スペースには除湿剤を入れてカビの発生を防ぎ、防虫剤も併せて使用するとより安心です。通気性の確保は湿気対策になるだけでなく、羽毛本来の弾力性を保つことにもつながり、次のシーズンも快適な状態で使用することができます。

羽毛布団を洗うならnishikawaクリーニングがおすすめ

羽毛布団の丸洗いは、家庭での洗濯が難しいため、専門業者に依頼することをおすすめします。特にnishikawaクリーニング(丸洗い)では、0.001㎜以下の超微細な泡で洗浄する「ウルトラファインバブル」技術を採用しており、羽毛の毛先の細かな隙間まで徹底的に洗浄することができます。

また、洗浄に最も適した超軟水を使用することで、優れた洗浄力と泡立ちを実現し、羽毛布団を美しい仕上がりに仕上げます。シングルからキングサイズまで対応可能で、7年以上使用している羽毛布団の場合は、クリーニングに加えて打ち直しサービスも検討することができます。ただし、接着キルトタイプや破損のある布団など、一部取り扱いできない商品もありますので、事前に確認が必要です。

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